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Syria への想い
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この写真は数年前に何かの記事で見つけてとっておいたもの。私は2001年にインドからイランからトルコ、そしてシリア、ヨルダン、エジプト、イエメンへとバックパック1つで数ヶ月旅に出ました。

写真のホテルはシリアの首都ダマスカスで泊まったホテルです。ホテル入り口やら階段やら写真の通り大理石をふんだんに使っていたホテルだったのでとても印象的でした。

アレッポ、ホムスを経て、ダマスカスに着いたとき、急に町並みが近代的な都会風になり、久しぶりのピザとチョコレートクロワッサンを楽しんだのを今でも覚えています。

それと同時にアレッポやホムスで過ごした数週間がまるでおとぎの国の話だったような感じさえしました。一日8時間は歩かないと、古代遺跡を見に行けない様な小さな町(村かな?)で過ごし、毎日ひたすら歩いていました。ホテルの部屋にいてはもったいない、と外でシリアの人達と交流したのも覚えています。

私の印象ではシリアの人達はイランの人達のようにとっても親切で、イスラム教の教えの通り、困っている人(私)をよく助けてくれました。白人のように肌や髪の色が少し薄い感じがしました。

子供達の取り巻きの中にひとり年が大きめの子供がいました。とっても優しい皆のお兄ちゃんと言う存在の彼。手紙を書いてと住所もくれました。その彼は今どうしているだろう。皆無事でありますように。

あんなに平和で、太古から時間が止まったような国がこんな事になり、とても心が痛いです。このホテルの記事を読んだ日からずっと心配が止まりません。後藤さんもどうか無事にご家族の元に帰られます様に。。



by halina | 2015-01-30 17:01 | + Hope
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